wrought iron

ロートアイアンとは
鉄を火で赤め
ハンマーを用いて叩く、治具を使って曲げる、
溶接してつなげる、
などの方法で造形していく技法です
 
鋳型などを使用することは無く
無垢の棒や板材から形をつくり
一点ずつ手作業で仕上げていくのが特徴です

金槌とアンビル
ロートアイアンの世界と現状

ロートアイアンはヨーロッパにおける金属加工の伝統的な技法のひとつで、日本では、鍛造や鍛鉄と呼ばれています。
ロートアイアンによる制作は、素材を切断し、削り、赤め、叩き、溶接し、など多くの工程を必要とする、大変手間がかかるものです。
鍛冶職人達はそれぞれ自分の技術を磨いて、装飾的な門扉やフェンスなど美しく個性的な作品を生み出してきました。
しかしそれらは手間がかかると同時に高価でもあるため、日本では、鋳造(溶かした金属を鋳型に流して作る技法)により、大量に生産されたものの方が一般的に用いられています。安価で入手しやすい反面、単調な質感で手作りの味わいに欠けるといえます。
ロートアイアンで1点ずつ作られたものには、手作業によって打たれた槌の跡や、何度も赤め叩かれて鍛え上げられた鉄の質感、動植物の繊細な造形の美しさなど、様々な魅力があります。